人道的介入は

人道的介入とは、人道主義の理由から他の国家や国際機構が主体となり、深刻な人権侵害などが起こっている国に軍事力を以って介入することをいう。

人道的干渉という語が用いられることもある英国の政治学者アダム・ロバーツによれば、「ある国において、住民に対して大規模な苦痛や死がもたらされているとき、それを止めることを目的として、その国の同意なしに軍事力をもって介入すること」とされる。

なお、国連憲章では2条4項により武力行使が禁止されており、国連安全保障理事会の決議が無い限り、現行国際法においては、特定の国家、あるいは軍事同盟が独自に行う人道的介入は、禁止されていると解されている。

起源人道的介入という発想はビアフラ戦争を契機として生まれてきた。この紛争は巨大な被害をもたらした飢饉を引き起こした。

そのことは西側メディアによって広く報道されたにもかかわらず、諸政府の首脳たちは中立と不干渉の名においてこの事実を完全に黙過した。

この状況は国境なき医師団のようなNGOの創設を促した。
update:2010年06月05日